ココロとカラダがよろこぶ福まねきGOHAN 2021年3月/五臓「肝」に働く:春菊としらすの薬膳パスタ

季節のめぐりはココロとカラダのめぐりに影響します。
めぐる季節に沿った食べ物や暮らし方を取り入れて、
ココロとカラダのめぐりをよくして、福をまねいてみませんか?

2021年3月 春のレシピ
薬膳では、春夏秋冬の季節ごとに関連する色があると考えます。
例えば、春は青、夏は赤、秋は白、冬は黒といったように季節にはそれぞれテーマカラーがあります。
その季節のテーマカラーと同じ色の食べ物を食べたり、身につけたり、
インテリアに取り入れることによって、季節のパワーをチャージできるんですよ!
今回は春のテーマカラー「青」の食材で作る、春のだるさと眠気対策におすすめの薬膳レシピをご紹介します。

五臓「肝」に働く:春菊としらすの薬膳パスタ

[材料(2人分)]
パスタ 160~200g(好みで加減してください)
春菊 1袋
しらす 50g
にんにく 1片
くこの実 6g
オリーブオイル 大さじ3
赤唐辛子 1本程度
塩・胡椒 各適量

[作り方]
1. パスタは、袋に表示されている時間を目安にゆでる。
2. くこの実はひたひたの水で戻し、赤唐辛子は半分に切って種を取り除き、にんにくは薄くスライス、
  春菊は葉と茎の部分を分け、葉は3等分程度に切り、茎は斜め薄切りにする。
3. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、香りが立ってきたら赤唐辛子を加え、
  焦げないように加熱する。
4. 3.に春菊の茎の部分を加えて炒め、しんなりとしたらしらすを加えて、
  大さじ1程度のパスタのゆで汁を加えて混ぜ合わせる。
5. ゆで上がったパスタの水気を切り、4.に加えて混ぜ合わせ、春菊の葉の部分も加え、
  手早く混ぜ合わせたら、火を止めて、塩・胡椒で調味する。
6. 5.を器に盛り、水気を切ったくこの実を散らす。

独特の香りを持つ春菊は、気のめぐりをよくして、胃腸の働きや自律神経を整えるといわれています。
「春」という漢字がつくけれども旬は11月~3月頃。
秋・冬野菜ではありますが、春のだるさと眠気をしゃっきりさせることにぴったりな食材なので、
ギリギリセーフということで!
たっぷりの春菊と胃腸の働きを整えて元気にする「しらす」を使った薬膳パスタをぜひ作ってみてくださいね。

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『目黒ごよみ 福まねき』では、春・夏・秋・冬の年4回、
『ココロとカラダがよろこぶ福まねきGOHAN』をご紹介しています。
次回は夏号(6月)に掲載予定です。

写真・文 薬膳料理講師・東洋運命学鑑定師 薬膳GOHAN主宰 高倉知子
HP http://tanoshiku-yakuzen.com
Instagram https://www.instagram.com/yakuzentomoko/

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