公演情報
会場 |
四季劇場(秋) |
公演日程 |
2003年1月11日〜3月2日分(発売中) 3月5日〜5月4日分(12月21日より一般発売) |
料金 |
S席10000円、A席8000円、B席5000円、
C席3000円、バルコニー席4000円(消費税別) |
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劇団四季提供 |
テレビのコマーシャルでもよく耳にする「アイ・ガット・リズム」を始め、ガーシュウィンの名曲で構成されたミュージカル。一言で言えば男と女が繰り広げるどたばた喜劇だが、笑いだけでなくたくさんのあたたかさが溢れている。タップを中心としたダンスナンバーもたくさんあり、楽しく元気な気分にさせてくれるラブコメディだ。
これこそミュージカルコメディの決定版(公演リリースより。転載禁ずる。)
「クレイジー・フォー・ユー」が日本の劇団四季の舞台に登場したのは、1993年2月。ブロードウェイ初演から1年後のことでした。1980年代のブロードウェイはロンドン発のミュージカルに圧倒されつづけており、「クレイジー・フォー・ユー」は「ブロードウェイがイギリスからミュージカルを取り戻す革命の始まり(ニューヨークタイムス)」と絶賛され圧倒的な人気を得ました。1992年のトニー賞では、作品、衣裳、振付の3部門を受賞。
「The New GERSHWIN musical comedy」と銘打たれているように、「クレイジー・フォー・ユー」は1930年にガーシュウィン兄弟が発表したミュージカル「ガール・クレイジー」を下敷きに台本を構成しなおし、彼らのスタンダードナンバーと未発表の曲を新たに織り込むことによって新作に近い形で登場しました。アメリカで圧倒的な人気を誇るガーシュウィンメロディの数々、創意工夫あふれるダンスナンバー、洗練された舞台装置、豪華絢爛な衣裳など見所タップリ観客を楽しませてくれる最高級のエンターテインメント。特にボーイミーツガールの典型とも言えるハッピーエンドのストーリー。いわゆるどたばた喜劇の手法のコメディ、そしてタップをふんだんに取り入れた躍動感あふれるダンスは、いかにもアメリカ的。ブロードウェイのミュージカルファンが大感激するのも当然!
あらすじ(公演リリースより。転載禁ずる)
1930年代、ニューヨーク。銀行の跡取息子、ボビー・チャイルドは仕事も婚約者も放り出して踊ることに夢中。大プロデューサーのザングラーに自分のタップを売り込んでいます。けれど人生はそんなにうまくいくものではありません。ザングラーの機嫌は損ねるし、婚約者からは結婚を迫られ、うるさい母親からは銀行の仕事を命じられ・・・ボビーはもううんざりです。
結婚か銀行の仕事か。板ばさみになったボビーは結局母親の命令に従って、物件を差し押さえるためにネバダ州のデッドロックに向かいます。かつては金鉱の町として賑わったデッドロックはいまやすっかり寂れ、まるで時間が止まってしまったかのよう。駅から砂漠を歩くこと1時間、フラフラになってやってきたボビーの視界に飛び込んできたのは、町でただ一人の女性、ポリーでした。男勝りだけどとってもチャーミング。人目でポリーのとりこになってしまったボビーは得意のダンスで彼女の心をつかもうとします。
最初はイヤだったポリーも踊っているうちに彼に心惹かれます。ところがこともあろうにポリーはボビーが差し押さえに来た劇場のオーナーの娘だったのです。ボビーはショーを上演して抵当に入っている劇場を救おうと彼女に提案します。しかし彼の正体を知ったポリーは劇場を乗っ取るための作戦ではないかと勘ぐり、その申し出を拒絶してしまいます。
しかし、そんなことでめげるボビーではありません。数日後、ザングラーが踊り子達を引き連れてやってくるなり、ここでショーをやると宣言します。突然のことに町は騒然。実はこのザングラーは変装したボビー。でもポリーはザングラーを本物と思い込み、劇場復活のチャンスと大喜び。早速待ちの男達は即席ダンサーになるべく、踊り子達と猛レッスン。デッドロックの町は次第に活気を取り戻していきます。
ボビーはザングラーとしてショーの準備をすすめながらも、ポリーの気持ちを自分の方へ向かせようと奮闘しますが、空回りばかり。それどころか、何とポリーはザングラーに恋をしているではありませんか!
さぁ、ボビー・ポリー・ザングラーの奇妙な三角関係はいったいどうなるのでしょう。次から次へと起こるハプニングの中、ショーの初日は近づいてきます・・・
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