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劇団四季公演情報
 
劇団四季
045(903)1521
 
劇団四季 新作オリジナルミュージカル
「異国の丘」

公演日程
公演劇場 四季劇場 秋
公演日程 2002年2月10日分まで発売中
※ 休演日もありますのでご注意ください。
席 種 S席10000円、A席8000円、B席5000円、
C席3000円、バルコニー席4000円(消費税別)

「ミュージカル李香蘭」から10年、待望の新作!!
 
  写真: 劇団四季提供
10年ぶりに誕生した劇団四季のオリジナルミュージカル最新作「異国の丘」は、10月18日の開幕以来多くの反響を集めている。西木正明著「夢顔さんによろしく」に想を得て創作したものだが、 「今の時代だからこそ前の世紀にどういう歴史があったのかを作品として残しておきたい」という浅利慶太さんの想いが色濃く出ている。日本と中国、2つの国の平和と幸せを願って生命を賭けた九重秀隆(石丸幹ニ)と 宋愛玲(保坂知寿)が主人公。歴史の大きな歯車の中で自分の信念を貫こうとする若い二人の姿が印象的。三木たかしさんの心に残る音楽の数々や加藤敬二さん振付のダンスシーンなどミュージカルの見所もある。

スタッフ・出演
スタッフ
企画・構成・演出 浅利慶太さん
台本 浅利慶太さん 湯川裕光さん
音楽 三木たかしさん
出演
主人公 九重秀隆・・・石丸幹ニさん
その恋人で美貌の中国人令嬢 愛玲・・・保坂知寿さん    ほか。

ストーリー(あらすじ)〜プレスリリースより〜

 
  写真: 劇団四季提供

第2次世界大戦後、極寒のシベリア。日本人拘留兵士・九重秀隆は、今日もソ連の尋問者・ナターシャによる執拗な尋問を受けている。アメリカ留学の目的を問われた彼は、運命の歯車が動き出した青春時代の回想を始める。

舞台は、太平洋戦争勃発を数年後に控えたニューヨーク・英国領事館。プリンストン大学に留学中の秀隆は、ジョージ6世の戴冠祝賀パーティーに招かれた。その席には、中国国民党総統である蒋介石の夫人、宋美齢の姿もあり、日本の侵略批判と中国への支援を訴えていた。 そして彼女の姪であるジュリアード音楽院留学中の愛玲が中国の悲しみの歌を歌う。その歌声と美貌に魅了される秀隆。ダンスが始まり、二人は運命に導かれるまま恋に落ちる。しかし秀隆は日本の総理大臣の息子、愛玲は中国高官の娘。彼らの愛に暗雲がたちこめる。
折りしも愛玲の故郷である上海へ日本軍による攻撃が開始され。両国の全面戦争は決定的になる。二人は引き裂かれ、別れの言葉を交わすこともなく、帰国の途につかなければならなかった。

中国との戦争は泥沼化。日本に帰国した秀隆は、総理大臣である父 九重菊磨の秘書官となるが、和平工作のため、愛玲を探しに単身上海に乗り込む。
アメリカの友人の助力で再開を果たした二人は、両国の和平実現のために協力することを誓い合うとともに、秀隆は愛玲に求婚する。許婚の存在を告白できずに苦悩する愛玲。
早速二人は、菊磨、蒋介石双方の親書による和平工作を開始する。一方、日本の軍部、憲兵隊は秀隆らの動きを察知し、親書奪還と和平工作阻止に動き出す。
秀隆が日本から持ち帰った菊磨の親書は、重慶にいる蒋介石へ無事渡る。そして愛玲も秀隆に渡すべく蒋介石の親書を手にして上海に戻ってきた。しかし、親書を受け取りに来た秀隆のメ眼目で、愛玲は仲間の裏切りにより銃で撃たれる。 和平実現を信じつつ、愛した男の腕の中で死んでいく愛玲。憲兵隊に取り囲まれた絶望の淵で、秀隆は彼女を抱きしめてつぶやく。「戦争は終わらない・・・日本は敗れるだろう・・・」と。

軍部に反抗した秀隆は、敗戦後、ソ連軍の手によりシベリア拘留となる。
かつての総理大臣の息子は、早期帰国の条件としてソ連の協力者になることを長年にわたって強要されるが、日本人としての誇りと、命を掛けて国を救おうとした愛玲への想いが、秀隆に拒否を貫かせる。しかし、それは、自らの命を危うくするものであった・・・。


21世紀最初の年だからこの作品を・・・

「ミュージカル李香蘭」に続くオリジナルミュージカルの新作を何にするか・・・
演出家の浅利さんを始めとする何人かのプロジェクトチームが検討を重ね、創作ミュージカルにふさわしい題材を探し求めた。「夢から醒めた夢」や「ユタと不思議な仲間たち」のようにファンタジーあふれる世界を描くのか、それとも「ミュージカル李香蘭」に続くドキュメンタリータッチの作品にするのか・・・
色々な試行錯誤がある中、新世紀を迎える年に上演という目標が見え始めた頃から、浅利さんの中では「やはり21世紀の最初の年に、前の世紀の日本にいったいどんな歴史があったのかを、作品として残しておきたい」という想いが強くなり、この作品が浮上したよう。

これは・・・、祖国への愛、恋人への想いを胸に抱きつつ、遠くシベリアの大地に眠る日本貴公子の物語。


4都市を舞台に繰り広げられる大河ロマン。

日本の首相の息子である主人公と、当時の敵国・中国の指導者蒋介石の妻の姪である美貌の令嬢との許されざる恋。そして、日本と中国、ふたつの国の幸せと平和を願って生命をかけるプリンスの短くも美しく燃えた炎のような生涯が、ニューヨーク、東京、上海、シベリアと4つの都市を舞台に展開。
フィクションとはいえ、日中戦争から第二次世界大戦へと展開する歴史背景が、主人公たちの運命を翻弄するというこの作品には、「ミュージカル李香蘭」同様に、新たな歴史観が織り込まれている。


プロジェクトチームに期待

半年間で練り上げた台本は十稿になったとのこと。力の入れ方が読み取れる。
20曲を超えるオリジナルナンバーの他に、主人公自身が作曲した幻の曲や、吉田正さんの普及の名曲で今回の作品タイトルでもある「異国の丘」も使用するとのこと。(吉の字は本当は下の棒が長い字です)


製作発表の様子は・・・こちら
(写真なども掲載中)


 
「ライオンキング」

公演情報
 
会場 四季劇場(春)
公演日程 1998年12月20日より、ロングラン公演中
2002年8月31日までの公演分を一般発売中(H13 11月現在)
料金 S席・11000円 A席・9000円 B席・6000円
C席・3000円 バルコニー席・6000円 (消費税別)

ライオンキング バルコニー 学生料金もあります。詳しくは劇団四季にお問い合わせください。
なお、バルコニー席(3階席)は、前傾姿勢でご覧頂くため、小さいお子様は見づらい可能性がございます。

 
 

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