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季節のめぐりはココロとカラダのめぐりに影響します。めぐる季節に沿った食べ物や暮らし方を取り入れて、
ココロとカラダのめぐりをよくして、福をまねいてみませんか?

2020年9月 秋のレシピ「ココロとカラダを潤す薬膳白和え」

薬膳では、春夏秋冬の季節ごとに関連する色があると考えます。
例えば、春は青、夏は赤、秋は白、冬は黒といったように季節にはそれぞれテーマカラーがあります。
その季節のテーマカラーと同じ色の食べ物を食べたり、身につけたり、インテリアに取り入れることによって、
季節のパワーをチャージできるんですよ!
今回は秋のテーマカラー「白」の食材で作るココロとカラダを潤すレシピをご紹介します。

[材料(2人分)]
梨・・・・小さめなものなら1個 大きめのものなら1/2個
紫蘇・・・2枚
黒木耳・・乾燥タイプなら2g 生タイプなら10g程度
陳皮・・1g
くこの実・小さじ1

和え衣
・絹ごし豆腐・・・200g
・白練り胡麻・・・小さじ1
・砂糖・・・小さじ1
・薄口醤油・・・小さじ1弱
・塩・・・適量

[作り方]
1.絹ごし豆腐はキッチンペーパーで包んで耐熱皿にのせ、
ラップをせずに電子レンジ(600w)で2分加熱し、冷ましておく。
2.黒木耳はたっぷりの水で30分程度戻し、熱湯で1分程度ゆでてから細切りにし、
紫蘇は細切りにして水にさらし、陳皮とくこの実はそれぞれひたひたの水で戻しておく。
※生の黒木耳の場合は熱湯で30秒程度ゆでてください
3.梨は皮と種を除き、2cm角程度に切って、薄い塩水に1分程度さらしておく。
4.フードプロセッサーに水切りした豆腐を入れ、白練り胡麻、砂糖、薄口醤油を入れてよく撹拌する。
5.4.に黒木耳、水気を切った紫蘇とくこの実、梨を加えてさっくりと混ぜたら味をみて
塩気が足りないようなら塩を足し、器に盛って陳皮を添える。

薬膳では梨には、カラダの中の余分な熱を冷まして、必要な水分を生み出す働きや、
肺を潤して空咳を止めたり、肌をきれいにしたりする働きがあると考えます。
夏の日差しでダメージを受けたカラダを内側から潤してくれますよ!
梨のしゃくしゃくとした食感が引き立つように、絹ごし豆腐をしっかり水切りして
フードプロセッサーにかけてなめらかな和え衣を作ってくださいね。

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写真・文 薬膳料理講師・東洋運命学鑑定師 薬膳GOHAN主宰 高倉知子
HP http://tanoshiku-yakuzen.com
Instagram https://www.instagram.com/yakuzentomoko/

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