表参道 生ブッセ専門店 anovan

ano2

 

《ターミナル冬号掲載》

 今年4月、表参道に日本初の生ブッセ専門店「anovan」がオープンしました。
この店は『ナボナ』や『ママンミール』で有名な亀屋万年堂
が手掛ける新業態です。亀屋万年堂の社長でもあり、
今回「anovan」を立ち上げた引地大介さんにお話をうかがいました。

 

■新業態の店をオープンしたきっかけは?

 

 亀屋万年堂は「『ナボナ』は小さいころから食べている」と
長年通ってくださるお客様が多いのですが、次の世代の人たちにも
知ってもらいたいということから新業態というスタイルが候補にあがりました。
『ナボナ』は、フランス語で〝ひと口〟という意味の『ブッセ』というお菓子の一種です。
近年、ロールケーキやラスク、マカロンなど、テレビや雑誌に取り上げられて
メジャーになっていくお菓子が沢山あります。
でも、なぜか『ブッセ』は、そこまでの知名度がまだ無い。そこで『ナボナ』の基となる、
『ブッセ』というカテゴリーを盛り上げたいという意味合いも込めて、
あえて生ブッセ専門店としました。また、店名は、亀屋万年堂で培ってきたことを
盛り込みたかったので、『ナボナ』を引っくり返した「anovan」にしました。

 

■『ナボナ』と『生ブッセ』の違いは?

 

 『ナボナ』は専用の工場で作っていますが、『生ブッセ』は店舗内の工房で
手作りしています。クリームに合うフンワリとした生地に、乳脂肪分48%の
最高級純生クリームを贅沢にサンド。濃厚なクリームは、口溶けを一番重視しました。
一口食べて「こんなに美味しいものがあったのか!?」という驚くようなお菓子が
作りたかったのです。原材料、室温、湿度、焼成時間など、徹底的にこだわって、
日持ちを意識しないで、お客様にベストなタイミングで食べていただく。
当日中の消費期限というのも〝生〟ブッセと命名した由来です。フロマージュ、
プレーン、ストロベリー、抹茶、チョコレートと季節限定フレーバーの常時6種類。
手土産として散歩の途中に立ち寄ってもらえたら嬉しいですね。

 

●anovan
渋谷区神宮前4-26-22
原宿Hビル1階
TEL03-6434-7411
11:00~20:00
http://anovan.tokyo
※売り切れ次第終了

ano4

関連記事

ページ上部へ戻る