公演情報
公演日程 |
2003年8月17日〜31日 |
席種 |
S席8500円 A席7500円 全席指定 |
チケット取り扱い |
Bunkamuraチケットセンター 03-3477-9999
その他 チケットぴあなど
(2003年7月5日前売り開始) |
お問い合わせ |
オーバーシーズ事務局 03-5500-1773 |
作 |
和田憲明 |
演出 |
河毛俊作 |
主演 |
藤原紀香 |
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写真提供:
(株)アール・ユー・ピー
主演:藤原紀香
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この作品のテーマは「正義」と「愛」。
正義を信じる女性が悲劇に直面した時に、どんな行動を取るのか。そしてそこから何が生まれるのか・・・。ひとりの人間の生き方を通し「人間の愛」の正体を探っていくストーリー。
主役には、これが初舞台となる藤原紀香さん。
この他、河原雅彦氏、真中瞳さん、羽場裕一氏が出演。
あらすじ(公演リリースより)
20世紀も終わる199X年、南米の某国。ここは20年ほど前軍事クーデターによる政権交代があり、以降過激派の幾度かの小競り合いを経て、やっと民政に移行し、平和と呼べる状況になりつつあった。
そんな国に、一人の日本人女性がやってきた。彼女の父親は、かつてそこで日本の企業戦士として不安な政情の中で、貿易の拡大に貢献しそして、凶弾に倒れた伝説的な人物だった。
彼女は世界を相手に奮闘した父親を尊敬し、同じく商社に就職したが飽き足らず、国際ボランティアとして今や世界をとびまわっていた。そんな彼女を、この国と日本の外務省が更なる貿易の振興を目指す式典に招待したのだった。
彼女を迎えたのは父親の会社の現地法人の社長、そしてその若い部下。案内係りとなったその若い社員と彼女は父親の足跡をたどり、その国の小さな日本人の社会の中で、かつての父親を知る人間の話を聞いていく。それは、政治や戦争の波に翻弄されながら、商取引という形で必死に関わっていった日本人たちの姿であった。
しかし、話を聞いていくうちに父親の仕事に決して見逃すことが出来ない、軍部への金の流れが存在した。動揺しつつ、彼女はその金や父親が売った自動車が、クーデターという戦争において敵対する勢力を殺す道具として使われたことを知る。
そんな中、平和に思えたこの国に、また不穏な空気が流れ戦争の影がせまってきた・・・。
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