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鈴木蘭々さんプロフィール
1975 年8 月4 日生まれ、東京都出身。
目黒区在住。ドラマやバラエティ番組など
映像の世界で活躍する一方で、最近では
舞台の出演も多数。
2004 年『ユーリンタウン』、2005 年
ミュージカル『ジキル&ハイド』
『キレイ 神様と待ち合わせした女』、
2008 年ユーミンソング・ミュージカル
『ガールフレンズ』ほか。
2009 年は、『サンデー・イン・ザ・パーク・
ウィズ・ジョージ〜日曜日にジョージと
公園で〜』(パルコ劇場)、『サッちゃんの
明日』(9月18日〜10月11日 東京シアター
トラム ほか) に出演予定。
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演出の宮本亜門さんとは、2004 年に『ユーリンタウン』という作品でご一緒させて
いただいたんですが、もう1 度何かご一緒できるご縁があったらなと思っていたので
とても嬉しいです。
歌と台詞がたくさん盛り込まれた作品になりそうですね。女性店員で、よくしゃべる
女の子の役をやらせていただきます。
パルコ劇場には、今回初めて出演します。なんとなく、観るのも出るのも敷居が高そうな
イメージがありますね(笑)。クオリティーの高い作品をたくさん上演しているので、
プラッと入ったら打ちのめされそうな感じですが、楽しみながら頑張りたいと思います。
美しい作品になると思いますので、是非皆様足をお運びください。
10 代の頃から憧れはあったのですが、自分のアイディアの引き出しが少なくなって
きたなという頃に、アメリカに行ってみたいという衝動に駆られ、28 歳の時に1 年ほど
ブロードウェイに行きました。13 歳位から仕事をしているので、今までやり残してきた
ことをここでやろうと思って。
もともと、外国人の方の表現方法が個人的に好きなのですが、ダンスなどのレッスンを
受けていても皆さん自己アピールがすごくて刺激を受けました。当時のオフブロードウェイと
ブロードウェイの作品はほとんど観て、歌声の素晴らしさや作品の斬新さも体感しました。
とても前衛的な作品があって、さすがに日本が生み出す文化とは違うなぁと驚いたり。
ニューヨークで過ごした時間があったのとなかったのでは、自分の人生が全然違うものに
なっていたと思います。
私は、ハプニングで代役として出演させていただくことも多いのですが、ニューヨーク
での経験なども役立ち、思ったよりは出来ることが多くなっていて、自分も知らない間に
培っていたものもあるんだなと思いました。
自分の中で、若い頃は協力し合うことにあまり興味がないタイプだと思っていたのですが(笑)、
最近みんなで力を合わせて何かを作り上げるということも好きなんだということに気付きました。
自分でも気付かなかった部分を、舞台経験を通して知った感じですね。
自分で足りないなぁと思うところは、割と周りの方が作られているのを見てから自分の役を
作っていくんですね。今年、芸暦20周年を迎えたので、これからは自分から発信していく
スタンスで頑張りたいと思います。
自分を発信として色々な人と手を取り合って、作品も作ってみたいなぁと思います。
絶対にやりたいと思っていることが1 つあって、バイオリン奏者が「イエスタディ」を弾
いて、それに合わせて1 人で踊るというコラボレーションは是非やってみたいです。
あとは、実現できるか分かりませんが女優をしているお友達に短編の詩を書いてもらって、
それを3人位で読み合って、全然違う世界観を言っているんだけど、最後につながって
いくような作品が出来たら面白いなぁと思って。他には、演奏している人と即興で合わせ
るコラボをしたり、映像クリエイターに私の好きな「宇宙」を表現してもらったり。やっ
てみたいことは色々ありますね。
目黒は、お洒落なレストランもあるし、意外と自然が多いところがいいですね。あと、私は
家具が好きなので、インテリアのお店が多いところも気に入っています。地元のお店も結構活
用して、楽しい日々を過ごしています。
自由が丘あたりは思い出の地でもあるんです。17 歳の時に岩井俊二監督のテレビドラマ
「ゴーストスープ」に出演させていただき、初めて演技をしました。その時のロケ地が自
由が丘だったんです。その時もお洒落な街だなぁと思いました。