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2009春特大号(No.39)

 

Bunkamura20周年記念企画 音楽劇『三文オペラ』

Bunkamura20周年記念企画 音楽劇『三文オペラ』

ミュージカル『ザ・ヒットパレード 〜ショウと私を愛した夫〜』
日程:2009年4月5日(日)〜29日(水・祝)
会場:Bunkamura シアターコクーン

★スタッフ
作:ベルトルト・ブレヒト、音楽:クルト・ヴァイル、演出:宮本亜門、
翻訳:酒寄進一、歌詞:三上博史
★出演: 三上博史、秋山菜津子、安倍なつみ、松田美由紀、
明星真由美、米良美一、田口トモロヲ、デーモン小暮閣下 ほか
※2009年5月4日〜9日に大阪公演あり。


 
個性派キャストが名を連ね 大きな戯曲に挑みます!
 Bunkamuraは今年、20周年を迎えます。20周年特別企画としてシアターコクーンで音楽劇『三文オペラ』が上演されることになりました。
 この作品は、『乞食オペラ』を基に、作家・ベルトルト・ブレヒトと作曲家・クルト・ヴァイルとの共同作業で生まれた、社会的風刺に満ちた音楽劇です。1928年にベルリンで初演され、日本でも過去に様々な演出家、俳優により上演されてきました。
 今回の上演で演出を手掛けるのは、宮本亜門さん。意外なことに、本作がシアターコクーン初登場となります。
 主演は、2006年『あわれ彼女は娼婦』以来、舞台への登場が心待ちにされてきた三上博史さん。今回は、俳優としてだけでなく、作品中の全ての歌詞も担当し、クリエイターとしての一面も見せます。このほか、個性的なキャストが勢ぞろいし、ブレヒトの最高傑作と名高い『三文オペラ』を作り上げます。
 
音楽劇『三文オペラ』
 
 
宮本亜門(演出)コメント
 この空間に前からほれ込んでいたので、初めてシアターコクーンで演出できることになり、すごく嬉しいです。
 『三文オペラ』をやると決まった時には、大好きな作品なので心が高まりました。台本は、1928年版を使います。貧困の差や人間の本質的なものが含まれているこの作品が、今のこの時代に上演できるというのは意義があることだと思います。 今回はシンプルに露骨に生々しく見せ、もし今、作者のブレヒトが生きていたらこういう方法を狙うだろうなという形にしたいと思います。
 
 
三上博史(出演・歌詞)コメント
 これまでに何度か『三文オペラ』を見せていただいていて、楽しく見ていたのですが、今回改めて読み直して、どうやったらみなさんに楽しんでいただけるんだろうと考えました。 宮本亜門さんとは初めてなんですが、こうなったら心中するつもりでやっていきたいと思います。 今回は、歌詞も担当させていただいています。作品があるので翻訳ということになるのですが、どこまで忠実にやるかということを望んでやり始めたのですが、やっていくうちに過激な方向にいっています(笑)。
 
 

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