2009春特大号(No.39)美味時間を過ごしたい 目黒 玉川屋 ![]()
美味時間を過ごしたい! 今号の表紙今号の表紙 季節の生菓子〈桜〉左上から時計回りに、巴桜・桜・八重桜・春うらら・夜桜こちらの商品は桜の季節に店頭で販売されますが、必ずあるとは限らないので予約を入れたほうが安心です。 大正12年、目黒新橋のたもとで開業し、現在は大鳥神社交差点のすぐ近く(山手通り沿い)に店を構える「目黒 玉川屋」。目黒不動尊の仁王様は玉川屋の主人が寄贈したということに因んで作られた「目黒仁王餅」のほか、「目黒の梅」「目黒浪漫」「目黒小判」など目黒と名づけられたお菓子もたくさんあります。若社長と若女将に売れ筋商品を聞いてみました。「〈バターどら焼〉は、青えんどう豆と冨貴豆を使用した餡を練り、無塩バターをホイップしたものが入っていて、人気があります。このほか、〈玉川屋 饅頭〉は和三盆を使用していますので上品な甘さが特長です」。 茶道などでも使われる季節の生菓子にも定評があり、今回ターミナルの表紙用に素敵な「桜の生菓子」を作っていただきました。和菓子職人の吉田さんが特別に製作過程を見せてくださり、「丁寧に作るのは当たり前だけど、名人と言われるには手際よく作らないとね」と話しながらあっというまに仕上げ、職人の匠の技を目の当たりにしました。和菓子を通して季節を感じるというのもいいですね。 ![]()
|