2008夏特大号(No.36)10年ぶりの新作が登場!『新・水滸伝』 ★日程:8月18日(月)〜31日(日) 〈結成から20年、10年ぶりの新作が登場!〉 市川猿之助門下の歌舞伎俳優で結成された二十一世紀歌舞伎組の新作 『新・水滸伝』がこの夏、ル テアトル銀座 by PARCOで上演されます。1998年に上演された 『龍神伝』以来、二十一世紀歌舞伎組としては10年ぶりとなる新作書下ろし作品の上演となります。 結成から20年の月日が経とうとしている今、演出・美術原案:市川猿之助、 脚本・演出:横内謙介、音楽:加藤和彦ほか、スーパー歌舞伎でもお馴染みの 豪華スタッフが名を連ね、新作上演の準備が着々と進められています。 開幕に先駆け6月2日、同劇場で製作発表が行われました。脚本・演出の横内謙介さん ほか豪華俳優陣が出席し、演出・美術原案の市川猿之助さんからは 「久しぶりのオリジナル作品で、私も現在、横内さんとともに演出プラン作りに 日々楽しみと苦しみを味わっております。壮大なストーリーに歌舞伎の 大胆な発想を取り入れ、エネルギッシュな熱い舞台を展開して行きたいと思います」 というコメントが寄せられました。 〈脚本・演出の横内謙介さんから公演の趣旨説明がありました〉 昨年、猿之助さんからお手紙をいただき「甦ってまいりました」と書いてありました。
そしてその後来たハガキには、諸葛孔明のイラストに吹き出しが書かれ、
その中に「新作を作るのじゃ」と書かれていました。この文面を見て、
猿之助さんの情熱が再び燃え上がっているのを感じました。
共に創作できる日々が甦ったことに感動し、僕自身も喜びに震えながら作業しています。
猿之助さんがご病気になられ療養に入ってからこの一門で新作は作られていませんでしたが、
この作品が演出家としての猿之助さんの復帰作とも言うべき作品になるということで気合が入っております。
演出補の右近さんと一緒に猿之助さんの手足となって猿之助プロデュース作品として、
猿之助さんが観たいと思う澤瀉屋(おもだかや:屋号)ならではの芝居をみんなで力を
合わせて作り上げたいと思います。 目次に戻る |