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映画『やじきた道中 てれすこ』 舞台挨拶が行われました。 （2007年11月13日記載）

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11月10日（土）より、丸の内ピカデリー２他全国公開！

（写真・記事の転載・複製禁止）


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公開初日の11月10日、丸の内ピカデリー2で、
映画『やじきた道中 てれすこ』の
舞台挨拶が行われました。

謎の生物「てれすこ」を巡って、弥次喜多コンビと
売れっ子花魁が繰り広げる笑いと涙の珍道中です。


弥次郎兵衛役・・・中村勘三郎さん

主人公の弥次さんを演じるのは歌舞伎俳優十八代目・中村勘三郎さん。
本作が46年ぶりの主演作なのだとか。
舞台挨拶では、主演は3人ですから・・・と謙遜していましたが、
この作品に出演できたことが嬉しかったそうです。

「撮影時間は自分にとってとても良い時間でした。
ただのドタバタ劇では終わらせたくなかったので、
ハードルが高いことに挑戦しましたが、
ここが肝だということを分かってくださるお客様がいると嬉しいと思います」。


喜多八役・・・柄本明さん

弥次さんの親友である喜多さんに扮するのは柄本明さん。
売れない歌舞伎役者で、手が付けられないほどの酒乱という役どころを
個性豊かに演じています。

「撮影中に腰の手術で入院し、退院したあとにコルセットで体を固めて
首吊りのシーンをとりました（笑）」 。と、怪優と呼ばれる柄本さんならではの
エピソードも披露しました。

花魁・お喜乃・・・小泉今日子さん

弥次さん喜多さんに絡む花魁役で、この映画に華やかさを
プラスしているのが小泉今日子さん。

「映画の撮影はとても待ち時間が長いので、
普段アクティブに生活していらっしゃる勘三郎さんは
待ち時間がちょっと退屈に感じてしまうかなと思っていたのですが、
そういう時間もとても楽しそうに過ごされていて、
とても嬉しかったです。
日本っていいな、人間っていいなという作品になったと思います」。

「てれすこ」って何だと思います？との質問には・・・


小泉さんは「現代では情報もすばやく入手できるようになりましたが、
江戸時代では噂が口から耳へ伝わっていったので、
今で言う都市伝説のようなものだと思います。
話が少しずつ大きくなってモンスター話になったんじゃないかな」と説明。

柄本さんは「てれすこっていう単語が面白いですよね。
あれって“てれすこ”じゃない？ みたいな感じで普段使っていただいて、
流行語にしていただけたら・・・（笑）」とコメントしました。


続編については・・・

柄本さんは「映画では今回、大井川までしか到着してません。
その先の旅を続けられるかどうかはお客さまにかかっています」と挨拶。
小泉さんからは「江戸弁と大阪弁の掛け合いとか見たくないですか？」、
そして勘三郎さんも「続きの話があれば、もちろん出たいです」とやる気満々です。
平山秀幸監督も、「是非続きをやらせていただきたいので、
皆様応援をお願いします」と挨拶しました。

監督：平山秀幸さん

中村勘三郎さん

小泉今日子さん



柄本明さん




初日舞台挨拶（丸の内ピカデリー2）に登壇した面々。
出演者らの会話の様子からも、撮影が楽しく行われたことが
うかがえる舞台挨拶となりました。

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