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劇団四季ミュージカル
『ウェストサイド物語』12年ぶりの東京公演開幕

(2007年9月9日記載)




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ウェストサイド物語』開幕!

2007年9月8日(土)四季劇場[秋]で、劇団四季による
ミュージカル『ウェストサイド物語』が開幕しました。

劇団四季がこの作品を再演するのは12年ぶり。
そして今年は、ブロードウェイの開幕から50年という節目の年でもあります。


劇団四季と『ウェストサイド物語』 の出会い

1964年、ブロードウェイカンパニーによる『ウェストサイド物語』が、
日生劇場で行われました。
2ヶ月間にわたり50回行われた公演は大成功。

このカンパニーの来日招聘に奔走したのが当時、日生劇場の役員を務めていた
浅利慶太氏でした。本格ミュージカル待望論が盛り上がりを見せ、
いつか自分たちでも本格的なミュージカルを上演したい・・・ということで選ばれたのがこの作品でした。

1974年、ついに劇団四季版の『ウェストサイド物語』が上演。
稽古の2ヶ月間は、ジェローム・ロビンス氏の弟子であるボブ・アーディティ氏による
ダンスレッスンが繰り返されました。

この作品を契機に、劇団四季ミュージカルのクレジットを大いに高める
ことになります。

それから30数年の間に800回以上上演されました。

そして今回、1995年の日生劇場公演以来、12年ぶりに再演されます。




舞台稽古が行われました。

(2007年9月7日撮影)

 

 

 

 

 

阿久津陽一郎さん(トニー役)
今回、初めてトニーを演じます。“四季ミュージカルの原点”ともいうべき
重要な作品に出演できることを大変光栄に思っています。
稽古期間中は、ドラマの中心軸にいるトニーの情熱的な生き様を、
いかに表現していくかという点に心を砕きながら、丁寧に役作りをしてきました。
作品の感動が一人でも多くの方に響くよう、精一杯演じきりたいと思います。


笠松はるさん(マリア役)
今回、マリア役として初出演させていただきます。
多くの偉大な先輩方によって受け継がれてきた役なので、今から緊張でいっぱいです。
稽古場では、翻弄されつつも、真っ直ぐ純粋に、一人の男性を愛するマリア像を
追求してきました。
お客様に喜んでいただけるよう、一回一回の舞台を大切に演じたいと思います。


加藤敬二さん(ベルナルド役)
12年ぶりの再演、そして作品誕生50年という節目の年に、再びこの作品に出演
できることは、光栄であると同時に、大変身が引き締まる思いです。
前回公演から自分自身も年齢を重ね、様々な作品への参加にも恵まれました。
これらの経験が、作品への向き合い方をより深めているようにも感じます。
『ウェストサイド物語』は、今の四季の総合力が存分に発揮されています。
作品に込められた情熱と祈りを感じてただければ幸いです。



劇団四季ミュージカル
『WEST SIDE STORY ウェストサイド物語

日程

2007年9月8日(土)〜12月9日(日)

会場 四季劇場[秋]
スタッフ オリジナルプロダクション
演出・振付 ジェローム・ロビンス
音楽 レナード・バーンスタイン
作詞 スティーブン・ソンドハイム
台本 アーサー ロレンツ

日本プロダクション
演出 浅利慶太
お問い合わせ 劇団四季 東京公演本部 03-5776-6730
公式サイト http://www.shiki.gr.jp/



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