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ゲキ×シネ第5弾　最新作『朧の森に棲む鬼』 完成披露試写会＆舞台挨拶が行われました。 （2007年8月28日記載）

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☆2007年8月21日に行われた
完成披露試写会の模様です。

☆ゲキ×シネ『朧の森に棲む鬼』の情報は
こちらのページにも掲載しています。


演劇の映像を映画館で上映するという
新しいエンターテインメントとしての形を確立した「ゲキ×シネ」。

このほど、ゲキ×シネ5作目となる最新作『朧の森に棲む鬼』が完成し、
8月21日に新宿バルト9にて完成披露試写会が行われました。
（ 2007年10月6日より全国18スクリーンで公開されます。）

この作品は、2007年（今年）新橋演舞場と大阪松竹座で上演されて好評を博した、
Inouekabuki Shouchiku-Mix『朧の森に棲む鬼』の舞台を
15台ものデジタル・カメラで撮影し、最新技術を駆使した編集を行い
映像化したものです 。

舞台での迫力はそのままに、映像としての特色を活かした作品に仕上がっています。

完成披露試写会開演前には、主演を務めた歌舞伎俳優・市川染五郎氏（ライ役）のほか、
阿部サダヲ氏（キンタ役）、真木よう子氏（シュテン役） 、
演出家・いのうえひでのり氏が舞台挨拶を行いました。

市川染五郎氏（ライ役）・・・
ゲキ×シネは他に類をみないようなものだと思います。
手のアップや水しぶきの様子など、舞台とはまた違った角度から
見られますのでそういうところをお楽しみいただけたらと思います。
たくさんのカメラが入って撮影したので、いつもはかまないところでかんでしまいました（笑）。
自分の才能を悪い方に使ってしまう悪役ですが、
人ってここまで徹底できるんだなという怖さを感じる役でした。
今日は誰からも言われていないのですが、
そういう腹黒い役だったので、黒塗りにしてみました（笑）。


阿部サダヲ氏（キンタ役）・・・
市川染五郎さんがかっこいいんですよ。
＜染五郎氏に向かって、「お久しぶりです。 久しぶりにお会いしましたが、
やっぱりかっこいいですね（笑）。　今日そういう格好でいらっしゃるって知っていたら
もうちょっと僕も何か考えてきたのにー（笑）。＞
僕は花道を走るところが気持ちよかったです。
最後の染五郎さんの表情がすばらしいので、それを見る価値が
あると思います！皆さんお誘い合わせの上是非お越しください。


真木よう子氏（シュテン役）・・・
舞台というのはもっと体力をつけて臨まなければいけなかったと
ちょっと反省しているところです（笑）。
でも2回公演を繰り返しているうちに、
何回公演でも平気な感じになっている自分がいました。
今回のゲキ×シネの映像を見て、共演者の方々が
とてもすばらしい演技をしているなぁと、あらためて思いました。
とてもかっこいい作品に仕上がっています。


いのうえひでのり氏(演出)・・・
このゲキ×シネの映像は、客席などから観るのとはまたちょっと違った
感じですので、ここでこんな表情をしていたのかという
新たな面が観られました。

『朧の森に棲む鬼』は、人間ドラマを描いた作品ですので、
そのところも注目して、多くの方にご覧いただけたらと思います。

　


↑囲み取材にて報道陣の質問に答える市川染五郎氏
個性的な出で立ち（髪型・メイク・服装）で登場し、客席を沸かせました。

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