明治座で『妻をめとらば〜晶子と鉄幹〜』上演
明治42年(1909年)1月から大正2年までの5年間が舞台。
歌人の与謝野鉄幹(香川照之)・晶子(藤山直美)夫妻が
日々奮闘しながら生活する様子を描いています。
この与謝野夫妻だけでなく、石川啄木や北原白秋など、
この時代に活躍した文化人がたくさん登場しています。
喧嘩したり、笑ったりしながらいろいろなことを乗り越えて、
毎日の生活を一生懸命生きています。
夫婦っていいよな、人とのつながりって大事だよなと
感じられる心温まる作品になっています。
舞台稽古前に、囲み取材が行われました。
(順不同)
藤山直美さん・・・昨年(違う劇場で)上演したものの再演です。
前回から1年たち、この1年間それぞれの場所でみんなが
どういう風に過ごしてきたかが舞台にあらわれると思います。
ぜひたくさんの方に観ていただきたいです。
香川照之さん・・・藤山直美さんはとてもエネルギッシュな方です。
作品としては、やわらかくて芯のある舞台だと思います。
稽古は最初から飛ばして行われましたが、
今回の公演で新しく入った2人(岩崎・山本)により
すごくいい刺激を受けています。
山本未來さん・・・すごく楽しく過ごしております。
舞台はとても久しぶりですので、始まる前はとても怖かったのですが、
共演者のみなさんに温かく迎えていただきました。
岩崎ひろみさん・・・稽古日数が少なかったので心配ばかりですが、
必死についていこうと思います。
(妊娠6ヶ月ですが)体調はすごくいいですし、
共演者のみなさんもお腹をさすったりしてくれます(笑)
山田純大さん・・・パワーあふれる舞台です。
稽古中から
みんなに色々と突っ込まれています。
太川陽介さん・・・それぞれの個性や人間性がよく分かる舞台で
人間味がよく出ていると思います。
岡本健一さん・・・偉人たちの日常生活がうまく書けている芝居です。
言葉の大切さが身にしみます。
松金よね子さん・・・人とのつながりが大事な芝居ですが、
お世辞じゃなくみんな温かい共演者です。
匠ひびきさん・・・温かみ溢れる芝居です。
それぞれの人がいう言葉に温かみを感じます。
小宮孝泰さん・・・それぞれの役が自由で繊細です。
子役たちがたくさん出ているので、
初日あけてどうなるのかが楽しみです。