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松尾スズキ演出 ミュージカル『キャバレー』
製作発表が行われました。
 
(2007年7月27日記載)




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(2007年7月23日都内にて撮影)



松尾スズキさん演出でミュージカル『キャバレー』上演

世界中で繰り返し上演されているミュージカル『キャバレー』 は
ヒトラー政権の時代を背景にしたミュージカルです。
ベルリンのキャバレー「キット・カット・クラブ」で繰り広げられるショーと、
歌姫サリーを始めとする人々を描いています。

クリストファー・シャーウッドの小説「ベルリン物語」と
ジョン・ヴァン・ドゥルーンの戯曲「私はカメラ」を原作に、
1966年、巨匠ハロルド・プリンスがミュージカル化しました(1166回上演、トニー賞6部門獲得)。
1972年にはボブ・フォッシーがライザ・ミネリ(サリー)と
ジョエル・グレイ(MC)を主演に映画化しアカデミー賞を8部門で獲得し、
世界的に大ヒットしました。

近年の上演で最も注目を集めたのは、1993年サム・メンデスがロンドンで演出し、
1998年からはブロードウェイ進出を果たしたバージョンです。
日本での初演は1982年。来日版なども含めて、複数回上演されています。

そして、今年、松尾スズキさん演出のミュージカル『キャバレー』が、
東京・名古屋・大阪で上演されることになりました。

映画版でライザ・ミネリが演じた歌姫サリー役は本作がミュージカル初挑戦となる松雪泰子さん、
「キット・カット・クラブ」の司会者MCには映画初主演作「舞妓Haaaan!!!」が話題の阿部サダヲさん、
サリーと恋に落ちる駆け出しの小説家クリフ役は、森山未來さんがキャスティングされています。



製作発表が行われました。
(2007年7月23日撮影)


【日本語台本・演出】
松尾スズキさん

私はまだ病み上がりで、すでにフラッシュの光でクラクラしております(笑)。
いつもグロテスクな話や分かりにくい話をやっておりますが、今回は最初から台本がありますので、その点は安心してご覧いただけると思います。

映画版などではナチスの戦争が背景にありそれが色濃く出ていますが、今回は日本人の感情に即した作品にしたいと思っています。キャバレーを舞台に夢と悪夢が交差するような、リアルとファンタジーが共存する世界を作り上げたいと思います。
   
【サリー・ボウルズ / キット・カット・クラブの歌姫】
松雪泰子さん

ミュージカルは初めてですので、このお話をいただいた時はちょっと悩んだのですが、松尾さんの演出ということでお引き受けしました。

映画を見直したり、歌稽古を始めたりしています。ロンドンに行って公演も観てきました。

自分でできる準備をして、フラットな状態で稽古に臨みたいと思います。
   

【MC / キット・カット・クラブの司会者】
阿部サダヲさん

こういう翻訳もののミュージカルで外国人の役をやるというのは初めてです。海外でとても有名な作品ということで・・・。この前知り合いの方に、『キャバレー』を観て歌で泣いたという話を聞いてすごく緊張してしまいました。

その話をさっき森山君に言ったら、見方は人それぞれだからって言われてちょっと自信が付きました(笑)。

   
【クリフォード・ブラッドショー / アメリカ人作家】
森山未來さん

この作品に出られることになり、とても嬉しく思います。
精一杯がんばりますのでよろしくお願いします。
   

【シュナイダー / 下宿屋の女主人】
秋山菜津子さん

昔からボブ・フォッシーの映画の『キャバレー』が大好きです。この作品に出演できることをすごく嬉しく思いますし、楽しみです。

   
【シュルツ / ユダヤ人果実商】
小松和重さん

ミュージカルに出るからには、甘い歌を聞かせられたらと思っています。まじめに正面からミュージカルに取り組みたいと思います。
   
【エルンスト / ナチスの政党員】
村杉蝉之介さん

とにかく稽古が始まるのが楽しみです。稽古も本番も楽しく過ごして、お客様にも楽しんでいただける作品になるといいなと思います。
   
【コスト / シュナイダーの下宿に住む若い娘】
平岩紙さん

こんな有名なミュージカルに出させていただけることがとても嬉しく、今も夢を見ているような気持ちです。




松尾スズキ演出  ミュージカル『キャバレー』

劇場・公演日程

【東京】10月6日(土)〜21日(日)
青山劇場
料金 S席12,000円、A席10,000円、B席7,500円
お問い合わせ・・・パルコ劇場 03-3477-5858

【名古屋】10月26日(金)〜28日(日)
愛知厚生年金会館
料金 S席12,000円、A席9,000円
お問い合わせ・・・キョードー東海 052-972-7466

【大阪】11月2日(金)〜4日(日)
大阪厚生年金会館
料金 S席10,500円、A席8,500円、B席6,500円
お問い合わせ・・・キョードーチケットセンター 06-6233-8888

スタッフ&キャスト スタッフ
【作】ジョー・マステロフ
【作曲】ジョン・カンダー
【作詞】フレッド・エブ
【日本語台本・演出】松尾スズキ 

キャスト
松雪泰子 【サリー・ボウルズ / キット・カット・クラブの歌姫】
阿部サダヲ【MC / キット・カット・クラブの司会者】
森山未來【クリフォード・ブラッドショー / アメリカ人作家】
小松和重【シュルツ / ユダヤ人果実商】
村杉蝉之介【エルンスト / ナチスの政党員】
平岩紙【コスト / シュナイダーの下宿に住む若い娘】
秋山菜津子【シュナイダー / 下宿屋の女主人】
ほか
HP パルコ劇場 http://www.parco-play.com




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