エンターテインメント情報いろいろ


 
内容は発行した時点での内容です
 


PARCO Produce 
『若林ケン CHANSON THEATER 2006 in GINZA』



 

新宿歌舞伎町で30年以上シャンソンを歌い続ける若林ケンさんが、
ル テアトル銀座でソロコンサートを開催します。

劇作家・つかこうへいさん、人間国宝の人形師・辻村寿三郎さん、俳優・平幹二朗さんや女優の(故)太地喜和子さんといった名だたるアーティストに愛され続けているシャンソン歌手 若林ケンさん。

1974年、弱冠29歳で歌舞伎町のバー「ペイトンプレイス」の経営者となり、
まるで一幕の芝居のようなシャンソンの奥深い世界に惹きこまれ、
自身のバーで歌い始めて以来30年。

歌舞伎町で様々な人間ドラマを見つめ続けた若林さんだからこそ出る
味わい深い歌声が評判を呼び、昨年春、還暦を機に初めてのCD「CHANSON THEATER」をリリースしました。
若林ケンさんは今、中高年を中心に静かなブームを起こし始めています。


コンサート開催日:10月3日(火)18:00開演/ル テアトル銀座/チケット料金:7,000円/
出演:若林ケン、演奏:和田典久グループ
お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570−00−3337




天王洲 銀河劇場初のストレートプレイ
『錦鯉 −にしきごい』


 


土田英生さんの代表作でもある『錦鯉−にしきごい』が新たによみがえり、
銀河劇場で上演されることになりました。
もともとサラリーマンだった男が脱サラ後ヤクザの世界に入り込み、
いきなり組長に就任したことから巻き起こる騒動をコミカルに描いた作品です。
お笑い芸人のヒロシさんが初舞台出演することも話題となっています。

日時:11月14日〜23日/S席6,000円、A席4,500円、学生席3,000円
出演:鈴木一真、田中美里、ヒロシ、ほか
お問い合わせ:ホリプロチケットセンター 03-3490-4949

 

 


小川未明童話集第2弾
『冬の夜の物語』『野ばら』



 



“日本のアンデルセン”と呼ばれる小川未明の作品を舞台化する
プロジェクトを立ち上げたスペースU。
今年も2つの作品に挑みます。

遠い国境線で芽生えた老兵士と若者の心の交流を、
懐かしい唱歌とともに描いた『野ばら』は、昨秋、未明の故郷・上越に完成した<小川未明文学館>のオープニングイベントとしても上演され、好評を得ました。

『冬の夜の物語』は「月とあざらし」「奥様と女乞食」「ある夜の星たちの話」の3つの短編から構成されたものです。色彩表現が美しいと言われる未明作品は、自然の情景が浮かぶ、詩情豊かなものがたくさんあります。俳優が台詞として言葉にすることで、活字の世界が芝居として生まれ変わります。その瞬間を、
ぜひご覧ください!

日程 9月21日(木)19:00
      22日(金)14:00/19:00
      23日(土)13:00/17:00
      24日(日)13:00

場所 中目黒GTプラザホール
チケット 日時指定自由席
【前売券】2,500円【当日券】2,800円 
 
お問い合わせ
03-5491-4532 SPACE U
オフィス・エイツー 03−3667−7371

原作:小川未明/脚本:佐藤万里/演出:大島宇三郎
出演:田村まどか、泉澤尚子、五来祝子、金田あつ実、出沼朋美、近藤佑子、稲垣綾、渡辺真弓、高杉勇次、岡田誠、 高城薫、谷口浩久、林昭宏、村上勧次朗、大島宇三郎ほか


 




瀬戸内寂聴作家生活50周年記念
『源氏物語 “百花撩乱”』製作発表レポート

 

▲製作発表には瀬戸内寂聴さんを始め、
豪華出演陣が勢ぞろいした。

▲「うき身を醒めぬ ゆめになしても〜愛の罪〜」写真左より、松本紀保・汐風幸・成瀬芳一(演出)・月影瞳・初風緑


 

 


1953年より作家として多くの作品を生み出してきた瀬戸内寂聴さんが書いた
「源氏物語」(1996年講談社刊)は、女性として、また出家者の視点で描かれており、
分かりやすく親しみやすい文体で書かれている。

1999年より、この瀬戸内寂聴訳「源氏物語」は朗読劇としても上演されているが、
今回は瀬戸内寂聴作家生活50周年記念として、銀座 博品館劇場で2つの公演が行わることになり、8月21日に製作発表が行われた。

第壱部10月11日(水)〜15日(日)は、過去6回に上演された中からの朗読劇アンコール公演。そしてもうひとつの作品である第弐部11月1日(水)〜5日(日) は、今回初の試みとなる複数の人数による詠み芝居。いずれも豪華出演者により繰り広げられるリーディングアクト「瀬戸内寂聴訳・源氏物語」の世界をお楽しみください。


【第壱部・朗読劇アンコール公演】
10月11日(水)19:00 篠井英介「新・藤壺 書き下ろし」/12日(木)13:30 有馬稲子「六条の御息所」/12日(木) 19:00特別講演 草乃しずか 飯塚雅弓「玉鬘」/13日(金) 13:30 小山明子「明石」/13日(金)19:00 峰さを理「花散里」/14日(土)12:00 平野啓子 「女三の宮」/14日(土)17:30 毬谷友子 「若紫」/15日(日)12:00 上原まり 「桐壺・夕顔」/ 15日(日)17:30 山本陽子 「明石」

【第弐部・詠み芝居「うき身を醒めぬ ゆめになしても〜愛の罪〜」】
〔日程〕11月1日(水)〜5日(日)〔出演〕初風緑・松本紀保・月影瞳・汐風幸[監修]瀬戸内寂聴 [演出]成瀬芳一[脚本]水原央


詠み芝居「うき身を醒めぬ ゆめになしても〜愛の罪〜」
★★★ ターミナルインタビュー


成瀬芳一さん(演出)
瀬戸内先生の美しい日本語を、音楽や照明など色々なものを使って、「聴く」「観る」「感じる」ことができるような、そんな 新しい朗読の世界ができればと思っています。

初風緑さん
現時点では光源氏役をさせていただく予定です。宝塚歌劇団で男役をさせていただいておりましたので、その経験も活かせたらと思っています。言葉ひとつひとつを大切にしながら演じたいと思います。

松本紀保さん
作者の紫式部役をやらせていただく予定です。どこかで自分を分析するような冷静な部分を持っている女性だと思うので、登場人物を通して瀬戸内先生の生き様も感じられたらと思っています。

月影瞳さん
個人的にすごく光源氏が好きなのですが、光源氏は人間の浅はかな部分も持っていると思います。藤壺と紫の上をやらせていただく予定なのですけど、光源氏に翻弄された女性を大切に演じたいと思います。

汐風幸さん
今までは男役である源氏を通して見ることが多かったのですが、女性の視点に焦点をあてて読んだら切なかった・・・。誰しも恋をしたら味わうであろう部分を美しい言葉に乗せて表現できたらと思います。

 


両公演のお問い合わせは・・・
博品館劇場 03−3571−1003、インターナショナル・カルチャー 03−3402−2171

★詳しくはターミナルこぼれ話にも掲載しています。

製作発表の記事

インタビューの模様