2006年
5月に東京国際フォーラムにて公演される『バーン・ザ・フロア』の制作発表が3月1日、都内にて行われた。この日は、出演予定のダンサー6名も出席し、会見場に用意された特設ステージにて、本番さながらのダンスパフォーマンスを披露した。体の中から湧き出すリズムに乗った躍動的なダンスの数々。聴きなじみの曲が多用されていて、自分も踊りの輪に参加しているような気分になってくるから不思議。
この『バーン・ザ・フロア』は、1999年の初演以来、合計17カ国87都市の世界各地で上演されてきたダンスエンタテインメント。出演しているダンサーは全員競技ダンス出身者で、世界のトップアスリートとして活躍している人たち。『バーン・ザ・フロア(ダンスフロアを燃やせ)』というタイトルどおり、ショーの上演中、ひたすら踊り続ける出演者のエネルギーにも感服するが、観る人を惹きつけるエンタテインメントに徹した舞台作りにこだわったところもこの公演の成功の秘訣だと思う。
このシリーズは今回がファイナル公演となり、世界最終公演の地に選ばれたのがこの日本公演。出演者たちは「今までの集大成としてベストオブベストの作品になるよう頑張りたい」と意欲を燃やしている。
|